第19回労災重度被災者作品展
当財団では、全国の賛助会員の皆様から寄せられた賛助金により、不慮の労働災害及び通勤災害により重度の障害を負われた重度被災労働者が、制作された作品を広く一般に発表する場を提供することを目的として、労災重度被災者作品展を毎年開催しております。
第19回労災重度被災者作品展~
リハビリからアートまで~は、令和6年11月13日(水)~11月15日(金)の3日間、広島市の「JMSアステールプラザ 市民ギャラリー」で開催し、全国にお住いの労災重度被災者56名の方々から絵画、写真、書、紙工品など、112点の出展がありました。
開催期間中は、近隣にお住まいの方のほか、作品展に出展されたご本人及びその家族、全国産業安全衛生大会(中央労働災害防止協会主催)に出席された方などが鑑賞され、次のような意見が寄せられました。
- 昭和の街や夏の室内、なにげない風景「あ~こんな感じだったな~」と懐かしく拝見しました。皆さん手先が器用だったり、配色のセンスが良かったり楽しませていただきました。これからも沢山すてきな作品を生み出して下さい。お元気で。
- このような展示会を有ることさえ、今日来るまで知りませんでしたので、もっと皆さんにお報せした方が良いかと思います。労災で大変な苦しみ、不自由な生活を送られていらっしゃる方々の多いことに心が痛みます。大きな補助をして差し上げて下さいと望むと同時に一般の我々との交流の会が有っても良いと考えます。全国的に! ありがとうございました。
- 少し落込んでいた自分に「頑張って」と声かけを頂いた気持ちです。今の時間これからの時間大切にします。ありがとうございました。
- (意図して記載されていないとは思いますが)労災の概要もあると、作品展を見ての教訓や思いも深まる…かと思いましたが、出展した方々のご意向もあるかと思います。あくまで作品展として楽しみました。