第18回労災重度被災者作品展
当財団では、全国の賛助会員の皆様から寄せられた賛助金により、不慮の労働災害及び通勤災害により重度の障害を負われた重度被災労働者が、制作された作品を広く一般に発表する場を提供することを目的として、労災重度被災者作品展を毎年開催しております。
第18回労災重度被災者作品展~
リハビリからアートまで~は、令和5年9月26日(火)~10月1日(日)の6日間、名古屋市の「愛知芸術文化センター8階愛知県美術館ギャラリー展示室G」で開催し、全国にお住いの労災重度被災者63名の方々から絵画、写真、書、紙工品など、125点の出展がありました。
開催期間中は、作品展に出展されたご本人及びその家族、全国産業安全衛生大会(中央労働災害防止協会主催)に出席された方などが鑑賞され、次のような意見が寄せられました。
- お一人お一人の人生があり、そこに生きる姿が伝わってくる様で、心をゆり動かされました。
- 重度の方の作品展初めて知りました。力強くこちらが元気をいただきました。
- アート作品として立派な作品になっている事に感動します。アートが皆さまの心のささえとなり、癒しとなっていると良いと思いました。
- 作品と取り組む過程で創意工夫され表現された作品を拝見し、被災されたハンデを背負いながらも作品にしていくエネルギーや気力を感じました。