第6回労災重度被災者作品展
当財団では、全国の賛助会員の皆様から寄せられた賛助金をもとにして、労災重度被災者作品展を毎年開催しております。
本年度は、第6回労災重度被災者作品展~リハビリからアートまで~を、去る平成21年10月21日(水)~23日(金)の3日間、さいたま市の「さいたまスーパーアリーナ」で開催しました。
作品展には、関東・甲信越地域に在住される労災重度被災者の方約100名の力作約200点が出展されました。
開催期間中は、全国産業安全衛生大会(中央労働災害防止協会主催)に来場された方、作品展に出展した方やその家族・友人など、1,600人を超える方々が鑑賞されると共に、アンケート調査にもご協力いただきました。
来場された方からは、
- 不幸にして労災で障害を負った人たちの誰にも真似の出来ない表現力を感じました。企業で働く者として、ゼロ災、危険ゼロへの決意新たにさせられました。
- 以前にも作品展を見たことがあり、重度障害を負った人の作品とは考えられないようなすばらしい作品に出合って感銘を受け、今回の多くの作品が素晴らしいと感じました。。
- 様々な作品を通して、新たな人生の目標や生きがいを力強く感じる良い作品に感動いたしました。
- どれもすばらしい作品だったと思います。五体満足の者にも希望を与える力強さを感じました。これからもがんばってください。
- 被災直後の心境、いかばかりかと拝察いたします。よくぞ立ち直られたと、敬意の念をお伝えします。
- 点字での作詞活動、思いを伝えるという情熱の強さを感じた。
- 私も目が不自由で大変ですが、全盲の人でも絵を描いたり、すごいなーと感心しました。
- ケガをされて、手が不自由になっても、本人の強い精神力の大きさに驚きました。人間は「やる気を持った時」本当の力を発揮することを感じました。
- 皆さんリハビリの中、時間をかけ、手がけた作品に”感動”しました。これからもがんばって、心のこもる作品を作って、また、作品展に出展してください。
- 事故で不自由な体になられても、前向きに作品を作られるエネルギーに脱帽です。素晴らしい時間を有難うございました。
- 全ての作品が細かく作られ、一生懸命に希望を持っている様子がうかがえました。
- 目的を持って頑張っておられる事に感動しました。自身の励みにもなりました。
- 辛い事故からの道のり大変だったと思います。どうか日々を大切にお過ごしくださいませ。
- 上には上がいると・・・・・・。自分ももっともっと頑張らねば、(福島から4時間かけ来ました。)
- 障害があるのに努力して制作されているのに感銘を受けました。自分の兄も身障者なので、特に思いました。
- 皆様が、新しい目標楽しみを見つけておられるので、とても良かったと思います。ありがとうございました。作品一つ一つに心がこもっておるのが、良く分かりました。ありがとうございました。
- 障害を持たれた方が、訓練をしてここまで、立派な作品ができるということその努力に敬服しました。
といった賞賛の声が沢山寄せられました。
ご協力いただきました皆様方に厚く御礼申し上げます。