学会発表のご案内

日本職業・災害医学会が主催する第62回日本職業・災害医学会学術大会における一般演題として、ケアプラザ岩見沢の職員により「~脊損者の入浴動作自立に向けた取り組み~残存機能を生かした座位姿勢」のテーマで発表をいたしましたので、ご案内いたします。

ケアプラザ岩見沢の介護業務委員の入浴班グループは、多数入居している脊損者の入浴介護におけるADL・QOLの低下の問題点に着目し、入居者の生活動作の分析や、他施設の調査などを行った結果、脊損者にとって入浴時に必要な座位姿勢として「長座位」をとることで、両手の自由が利き、また安定した座位姿勢になるという結論に達しました。
更に、今回新たに設置した入浴台で、機械浴で全介助だった入居者が、長座位姿勢を保持し、自力での入浴が可能となり、また、残存機能を生かした入浴動作の支援から、自立入浴が可能となりました。

論文
「~ 脊損者の入浴動作自立に向けた取り組み ~」 残存機能を活かした座位姿勢
資料
「~ 脊損者の入浴動作自立に向けた取り組み ~」 残存機能を活かした座位姿勢

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