九州労災年金支援センター
訪問支援の実例 その2
訪問支援を行っていた労災年金受給者の方は、頸髄損傷者で高血圧の既往はありませんでしたが、突然脳出血を発症し脳外科で手術を受け国民健康保険で治療を受けていました。
退院間近、訪問支援に伺い急激な血圧上昇は頸髄損傷による自律神経過反射ではないかと考え、医師に相談するよう説明しました。
その結果、整形外科医師より労災の再発ではないかとの判断がありました。
遡って再発申請を指導し、その結果、労働基準監督署から労災と認められ労災で治療を受けられるようになり家族の方から感謝の言葉をいただきました。
訪問支援の実例 その1
~単身の労災年金受給者の訪問支援を行っている労災ケアサポーターと福祉・医療関係者、ご兄弟等が連携して当該受給者のケアプラザへの入居を進め、安心して生活を送れるようになりました。~
独り暮らしのせき髄損傷者の方が、意識を消失してベッドサイドに倒れていたところを発見され、救急搬送の結果、脳梗塞により2か月ほど治療したのちに車いす走行も可能な状態に回復されました。
その後の介護について、ケアマネージャー、リハビリ施設相談員、担当医、ご兄弟等と検討した際、労災ケアサポーターからケアプラザへの入居を提案したところ、本人は配偶者も子供もなく、兄弟・親戚も介護できる状態ではないことから、本人も納得してケアプラザに入居することとなりました。
ご兄弟や親戚の方もケアプラザなら安心して暮らせると喜んでくださり、本人も日頃から労災ケアサポーターに相談していたのが良かったと喜んでくださいました。