近畿労災年金支援センター

訪問時のエピソード(いつも二人三脚)

Hさん(64歳)脳出血による右半身麻痺
介護は家族中心から社会全体の問題として介護保険制度、障害者総合支援法が導入されました。しかし、制度だけで介護の全般が見られるわけではなく、介護の隙間は必ず生じます。
その隙間を埋めるのは家族です。初回訪問時から二人三脚で歩んでいらっしゃるご夫婦を紹介します。
奥様は、ご主人の歩行訓練や、訓練型デイサービスへの通所、言語訓練、鍼灸や整骨院への通院、日曜日の散歩、家族との旅行等々、リハビリに効果があると思われることは全て取り入れたいとの気持ちで寄り添っておられ、ご主人自身も積極的に取り組んでおられます。
初回訪問当時、車椅子による全介助の状態で、長下肢装具を装着し奥様に支えてもらい何とか歩行されていましたが、今では、足首のサポーターだけで独歩できるまでになり、スニーカーを履くことができ、右上肢の挙上もできるようになりました。
お互いに思いやる心が機能向上にもつながるのだと感じます。

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