近畿労災年金支援センター

訪問時のエピソード(当たり前の生活)

Iさん(54歳)頚髄損傷
病院でのリハビリ期間を終えると、ほとんどの頚損の方は、機能が低下しないよう自己トレーニングをして社会復帰を目指しています。
Iさんもどうすれば変形した手指や硬くなった身体をほぐせるのか、工夫を重ねてようやく会社に復帰できました。
Iさんは、今でも現役で働くクレーン操縦者です。被災してから今日まで決して楽な道のりではありませんでした。今でも不景気になれば一番にリストラされるのではないかと不安はつきまといます。
障害は残ったけれど「あきらめない」当たり前の生活を目指して日々努力をされています。
「頚髄損傷の人たちにこういう生き方をしている人がいると伝えてください」と訪問する度にお話しされます。

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ガムテープを使い変形拘縮した手指を開く訓練をしています

ぶら下がり健康器具を活用して筋力維持に努めています

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