九州労災年金支援センター

訪問時のエピソード

木村秀和氏さんのアート活動

木村さんは、造形大学を卒業され、 大分県内で脊髄損傷の労災事故に遭われました。
その後、リハビリしながら地元の子どもたちを対象に楽しい活動やもの作りのワークショップを開くなどされていました。
4年余り前から、県内の「めぶき園」に週に2日片道1時間30分かけて通い、自閉症などの発達障害の方たちのアート課講師として指導に関わっています。
「めぶき園」については、二ノ宮圭一監督によるドキュメンタリー映画「日常~めぶき園を訪ねて~」も製作され、多くの反響がありました。
写真は、平成28年に大分県立美術館で開催された展示会での「めぶき園」の方たちの様子や作品のものです。

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写真では表しきれませんが、実物の細やかな作品の数々を目の前にして、理由はわからないままに涙がこぼれていました。
木村さんの彼らに寄り添った指導の結実にも思えました。
また、この会のトークショーで語られた木村さんの想いは、芸術を超え、人間の真理の話にも聞こえました。

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大分県担当労災ケアサポーター

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