第11回労災重度被災者作品展

ポスター

当財団では、全国の賛助会員の皆様から寄せられた賛助金により、労災重度被災者作品展を毎年開催しております。
第11回労災重度被災者作品展~リハビリからアートまで~は、去る平成27年10月28日(水)~30日(金)の3日間、名古屋市の「名古屋市中小企業振興会館」で開催し、東海・北陸地区に在住される労災重度被災者の方を中心に49名の方々から絵画、写真、書、木工品、絵手紙など、98点の出展がありました。
開催期間中は、作品展に出展されたご本人及びその家族、全国産業安全衛生大会(中央労働災害防止協会主催)に出席された方などが鑑賞され、次の意見が寄せられました。

  • 感動しました。自立して前向きに生きて行く力強さと苦しみを知りました。
  • 労災事故がなければ、作品を出展された方々は、別の人生があったかと思います。災害をゼロにすることが大切です。
  • 私自身も頚髄損傷を経験しており、他人ごとではありませんでしたが、感性までもが傷ついている訳ではないことが感じられて良かったです。
  • 障害を負われても自分のできることを形にしている姿に元気と勇気を与えられました。何事にも一生懸命に取り組むことの大切さを感じました。
  • リハビリが作品になっていることに驚いた。
  • 素晴らしいものばかりだが、失敗作もあった方が良いと思う。
  • 皆さんとても上手で素晴らしかったです。叔父もリハビリをしているので、絵や書道を勧めてみようかと思います。
  • お母様が介護して下さって、他界され、お母様の郷里を描かれた作品のお寂しい様子が手に取るようにわかりました。私たちは労災で一人でもこのような体の不自由な方を出さないことが、大切だと痛感しました。
  • 闘病・リハビリ等で大変な日々を送られていると思います。それなのにほとんどの作品が「明るい」印象でした。目標を持っている人の強さを感じました。

作品写真

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